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セラピスト、ヒーラー、カウンセラー、コーチ、占い師のあなたへ
あなたは『ビジネスモデル』考えていますか?
この記事では、セッション型のビジネスでしっかりと収入を得るために”必須”の考え方をお伝えします。
売りこんだり、自分に合わないことをしなくても安定的な収入を手に入れることは可能です!
でも今日お伝えすることをやっていないと…
大きな収入を作ることが難しいだけでなく、お金が入ってきたりこなかったり、その月によって不安定になってしまいかねません。
全体像としてご紹介するので、出来ていないところをチェックして心地よくビジネスができる仕組みを作ってみてくださいね!
売れないセラピスト時代
こんにちは、原子です。
僕は2010年の起業したのですが、最初はカラーセラピー、ヒプノセラピー、心理カウンセリングをメニューとしていました。
駅前のマンションを一室借りて、お金をかけて改装してサロンを構えたんです。

「良いことやっていれば、その内人が来てくれるだろう」と思っていました。
しかし待てど暮らせど閑古鳥が鳴くばかり。
交流会とかには行きまくっていたので、紹介とか付き合いで来てくれることもあったんです。
不思議なのはその時は喜んでくれるんです。
「凄いスッキリしました!」とか「原子さんってこういうことやってたんですね。良かったです!」とか。
でも、そこからのリピートもなければ、そこからの広がりもない。
(どうして!?)と悩んでいたのですが、今なら分かります。
一言でいうとビジネスモデルがなかったから。
これから具体的にお話していきますが、ビジネスモデルを作る前は月に3万円とかの売上とかしかなかったんです。
(サロンの固定費だけで毎月10万円も必要なのに笑)
ビジネスモデルを作ってから(メニュー作りも含めてですが)1回の売上が大きくなりました。
そして安定感も出てきました。
例えば、あと6ヶ月は毎月30万円が入ってくると分かるような感じです。
これって実はすごい安心感になるんです。
1回(1ヶ月)で100万円を売り上げるよりも気持ちが安定していられるし、安定した収入があると「売らなきゃ!」って気持ちはなくなります。
結果的に本当に必要な人に、必要なことを届けるから自分も楽だし、お客さんにも喜んでもらえて口コミとかが広がっていく。
好循環に入っていけるんですね!
ただ大きな売上を作ることよりも安定した売上を意識していくことを覚えていただいて、実際の考え方に入っていきたいと思います。

まずはフロントエンド・バックエンドというビジネスモデルから
フロントエンド、バックエンドという言葉は知っていますか?
知っている方も多いと思いますが、ただ体験セッションをやればいいってわけじゃないんです。(←むしろ逆効果になることもあるので注意が必要!)
その辺りも分かりやすく解説していきますね。
まずは意味をおさえておきましょう。
a.フロントエンド=集客コンテンツ
↓
b.バックエンド=本命コンテンツ
このようにa→bと配置する仕組みのことをフロントエンド・バックエンドモデルといいます。
入り口となる「フロント」で、集客しやすいコンテンツ(メニューやイベントなど)を作る。
その次となる「バック」で、本当に買ってほしいコンテンツ(メニューやプログラムなど)を案内する。
この仕組みは非常によく使われていますが少し例を見てみましょう。
例1:居酒屋さん
↓
バックエンド=居酒屋メニュー
お得なランチを食べに来てもらって夜に興味をもってもらう。
そして、夜にお酒を飲みに来てもらうのが本命。
例2:ドモホルンリンクル
↓
バックエンド=有料のリピート
まずは無料で気軽に試してもらう。
そこで良さを実感してもらってリピートしてもらうのが本命。
例3:僕の場合
↓
バックエンド=コーチング契約
安いセミナーで一度気軽に参加してもらう。
ノウハウだけじゃなく1対1で変化していきたい人にコーチング契約してもらうのが本命。
まず、考え方として重要なのはバックエンドから作るということです。

セラピスト起業のビジネスモデルはバックエンドから作る
セラピストやヒーラーで、体験セッションやお茶会をやってはいるけど本命のコンテンツがはっきりと定まっていない方がいらっしゃいます。
または一応メニューとしてはバックエンドがあるけど、フロントエンドの時にしっかりと案内をしない方もいます。
そうするとフロントエンドでせっかく興味を持ってくれても次に繋がらないのでもったいないですよね!
だからまずはバックエンドをしっかり作る。
そして、バックエンドのためのフロントエンドという風に考えていきましょう!
(バックエンド作りの参考にこちらの記事もどうぞ)

バックエンド作成の注意点
バックエンドを作る時にオススメなのは、ある程度の継続を前提とした商品(メニュー、プログラム)とすることです。
単発をリピートしてもらうわけではなく、継続して関わる形を工夫するということですね!
1回でも体感や効果の実感があることもあると思います。
しかし継続していくことで気づきが深まり、変化が大きくなっていくことの方が多いと思うんです。
だからこそ、数ヶ月のプログラムとするか、継続で受ける(契約などの)形をバックエンドとしてぜひ考えてみてください。
バックエンドの考え方と例
例えば、今はまだ経験が浅くて、単発セッションを1回5,000円でやっているとしましょう。
そしたらいきなり「半年30万円のコンテンツを作る」というのはやりにくいと思うんです。
でも7回セッションを受けられるプログラム(コース)で5万円だったらどうでしょうか?
これくらいならできそうじゃないですか?
このように、まずは継続していく形を作ることで、ある程度の額を受け取ることで大きなお金を扱うことに慣れていけるんです。
更にいいのは、お客さんも5万円を払って受けるという意識になるので真剣になります。
つまりセッションの成果も出やすくなるんですね!
セッションの成果というのは人生を変えるインパクトがあります。
継続してセッションをすることで、何らかの変化が出た時に「5万円以上の価値があるな」と感じたら値上げのタイミングですね。
こういったことを繰り返していくことで、だんだん何十万円というプログラムも扱えるようになっていきます。

ストック型のバックエンド
継続で受けていただくのはプログラムだけでなく、契約という形もあります。
家賃、スマホの毎月の支払い、習い事の月謝も契約の形ですね。
毎月の支払いが当たり前になると、継続することが前提となります。
単発で毎月1万円を払って通う(リピートする)のは、お客さんにとって毎回毎回財布からお金が出ていっている感覚があります。
でも契約をすると、毎月支払うことが当たり前という感覚になるんです!
つまり長く関わってもらいやすくなるんですね。
こういった契約型の課金を、「ストック型」と呼びます。
それに対して1回1回支払うのは「フロー型」と呼びます。(フロー=流れていくという意味になります)
フロー型に対して、ストック型はお客さんの数が積み重なっていくので契約数が増えることで収入の安定感が出てきます。
ストック型のバックエンドは安心がある
契約が増える(=ストックされる)ことで、毎月の入金の目処が立ちます。
「今、契約が何人だから月末までにいくらが入ってくる」
この感覚が心に安心感をもたらします。
また、先程お話した高額のプログラムも、分割の支払いを受け付けたら
「少なくとも分割支払いが終わる6ヶ月の間はいくらが入ってくる」
という入金の先行きが見通せるので安心できるんですね。
この毎月入ってくる数字を、最低限生活ができるだけのところまで作る!
まずはここを目指してみてください。
そうなると「この目の前にいる方が申し込みをしてくれなくても自分のお金的には大丈夫」と心から思えます。
お客さんをお金と見ているつもりはないと思います。
でも毎月入ってくるものがないとやはり心がストレスを感じますよね。
「売らなきゃ」という気持ちが心のどこかに少しでもあると、人と接した時に何かそういう雰囲気が漂ってしまうんですよね…。
それが申し込み率を下げる要因にもなってしまうんです。
なのでバックエンドは、ある程度の高額プログラム化か契約の形でお客さんと長く継続できるコンテンツを考えてみましょう!

セラピスト起業で気をつけるフロントエンドの作り方
フロントエンドは
『入口となるハードルが低い』
というのが特徴です。
ハードルの低さというのは、心理的な抵抗の少なさですね。
初めてのときって
- 金額
- 時間
- 人
- 効果
など、自分にとって価値があるものか、信頼してもいいのかを考えます。
「お金を払う価値があるかな?」
「この人で大丈夫だろうか?」
「私にとって効果はあるのかな?」
という風に考える。
↑これが心理的な抵抗です。
この抵抗を感じていると、申し込みをしてもらうのは難しいです。
なので、心理的な抵抗の低いハードルを用意するのがフロントエンド。
例えば
- 来店しやすい
- 体験しやすい
- 手を出しやすい(安いなど)
とりあえず、まずは知ってもらう、まずは一回来てもらう、まずは体験してもらう。
そして価値や信頼を感じていただくわけです。

フロントエンドの具体例
最近自宅サロンって増えてきましたよね。
しかしお客さんからしたら、やはり自宅だと入りにくいという声があります。
これが心理的抵抗です。
たとえ『無料お試しキャンペーン中です!』と言われて、たとえ凄いお得だったとしても・・・入りにくい。
「どんな人なのかな?」
「無料って言ってもどうせ後で売るんでしょ?」
それが不安に感じる(=心理的抵抗がある)と、申し込みは敬遠されます。
何度も言いますが、フロントエンドは心理的抵抗感が少ないコンテンツです。
なので、この場合の「無料キャンペーン」は残念ながら、フロントエンドの役目を果たすことができていません。
ハードルが低いことがフロントの役割なのに、抵抗を感じられている(ハードルが高い)からですね。
じゃあどうしたらいいでしょうか?
例えば「カフェ勉強会やります!」と開催したとします。
カフェなら行きやすいし勉強会なら参加もしやすい。
そこで一度、顔を合わすことで、お客さんが「こういう人なんだ」と知ってもらえれば、次に自宅サロンにも行きやすくなりますよね。
このようにお客さんの抵抗感という部分に意識を向けていくのがポイントになります。

フロントエンドの役割が果たされていない例
セラピストやコーチをやっている方は「体験セッションやっています」という方は多いです。
ただ、それは本当にフロントエンドとしての役割を果たしているでしょうか?
無料体験だとしても、お客さんに(タダより高いものはない、後で売られる)なんて思われたとしたら無料なのに一人も来てくれないなんてことになりかねません。
逆に「いつもありがとうキャンペーン!このブログの読者限定、今月5名まで1,000円で体験してもらえます」など、有料にした方がお客さんにとっては体験しやすいこともあるんです。
先ほども書きましたが、まずはバックエンドを用意する。
そして初めてお客さんとなる人が、そのバックエンドに興味を持った時、何に抵抗を感じるかにイメージを膨らませてみましょう。
お客さんが「(バックエンドに)興味がある!でも・・・」と続く言葉を考えていくのがコツです。
「難しそう」という抵抗なら、体験して「自分でもできそう」と知ってもらう。
「値段が高いよ」と抵抗があるなら「これならそれだけお金を払う価値はあるわ!」と感じてもらう。
「どんな人か不安」と抵抗を感じるなら、会うなり、話をするなり、動画で動いてる自分を見てもらうなり工夫する。
などなど・・。
抵抗をゆるめるためにフロントエンドで何をしたらいいかをアイデアを出してみてください。

セラピスト起業家にオススメのビジネスモデルはこれ!
さて、ここまでお伝えしてきたことを一旦まとめます。
- まずはバックエンドから考えていきましょう
- バックエンドは、お客さんと継続して関わるものを創りましょう
- 継続は、ある程度の高額プログラムにするというパターンか
- 契約して継続的に関わるストック型のパターンで考える
ここまでがバックエンドの大切なところですね!
そして次がフロントエンドです
- フロントエンドは心理的な抵抗が少ないもの
- 体験セッションがたとえ無料でも抵抗があるならフロントじゃない
- 「バックエンドに興味がある、でも…」から続く言葉が抵抗
- どうしたら抵抗を感じないかを工夫しましょう
ということでした。
ここまででお伝えした最小単位のビジネスモデルを流れにすると、
知ってもらう → フロントエンド → バックエンド
となります。
例えば
ブログ → 体験セッション → 契約
という感じですね!
ビジネスモデルとして全体の仕組みを整える
実際に初めて自分のことを知ってくれた方が、いきなり「この人の体験セッションを受けたい!」となるかというと・・・正直難しいと思います。
そこでオススメなのが
知ってもらう → ステップメール → フロントエンド → バックエンド
というビジネスモデルなんです。
ステップメールというのは、あらかじめ作成しておいたメールを興味を持ってくれた人に順番に送っていくことができる仕組みです。

僕の場合は
ブログ → ステップメール → 説明会 → 25万円のプログラム
紹介 → ステップメール → 体験セッション → 毎月3万円の契約
こういった形の仕組みがいくつか稼働しています。
ステップメールの部分で僕の自己紹介や、バックエンドに興味・信頼を感じてもらうように作ってあるんですね。
だから毎回毎回、初めて知ってもらった方に、その部分の時間を割かなくていいというのがステップメールのメリットなんです。
そしてステップメールを読んでもらっていると、フロントエンドの体験セッションの際には、「もう既に申し込もうと思ってるんですけど」という気持ちで受けにきてくれる方も多いです。
更に、理想とするお客さんとも出会えるし、ビジネスがどんどん楽になっていくのがこのステップメールを取り入れたビジネスモデルなんです!
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