【色の意味】カラーセラピー | 赤・オレンジ・黄・緑・青・紫

色を見ていると癒されます。

それぞれの色にはどんな意味があるのでしょうか?

この記事では色の意味を並べるだけでなく、ニュアンスとして感じていただけるようにお伝えしていきます。

カラーセラピーを学んだ人はもちろん、これから学ぶ人、色に興味があるという方にも活用していただけるようにまとめていきます。

ぜひ色を感じながら、カラーセラピー的に読み進めてみていただけたらと思います。

カラーセラピーの色の意味は覚えるよりニュアンスで感じる

こんにちは、原子です。

僕は今はセラピストのコンサルやコーチングをメインとしていますが、一番始めに起業した時はカラーセラピーの講師をやっていました。

カラーセラピーは「色に心が現れる」のと「色に心が洗われる」という二つの側面があります。

心が現れる方は、セラピストが色の意味を用いて読み解いていくことで、クライアントさんの気づきを促したり、スッキリするサポートができます。

しかし僕がカラーセラピーを習いたての頃は、色の意味を覚えられず苦労しました…。

その時に僕が練習したのは色のニュアンスを感じることでした。

意味を覚えるよりも、色のニュアンスを感じるコツを掴めば、カラーセラピーのセッションで話の展開がどんどん拡がるようになっていったんです。

話をしていてクライアントさんが「何故か分からないけど涙が止まりません」と泣いた後にスッキリして帰られたりすると本当に嬉しかったです。

「数年ぶりにグッスリ眠れました」という報告をいただいたこともあります。

色の力って本当にスゴイし、奥が深いし、面白い世界です。

是非あなたも色のニュアンスを感じてみていただけたら幸いです。

【赤】カラーセラピー的な色の意味

赤は “火” を連想させる熱さを感じる色です。

また“血”や“肉”など男性性や現実感の強い色でもあります。

(反対にチャクラで一番離れたところに位置する紫は非現実・想像を感じさせる色)

「チャレンジ精神」は心がまさにメラメラと燃えている状態ですね。

尻に火がつくという言葉がありますが、「焦る」というのも赤のニュアンス。

「頭に血がのぼる」と言えば、怒ってカッカしているニュアンスもあります。

青が内側に向かうエネルギーに対して、赤は外側に向かうエネルギー(ニュアンス)です。

一歩前に踏み出す、積極的、勇気なども赤の感じですね。

【オレンジ】カラーセラピー的な色の意味

赤が燃え盛る “熱い火” だとしたら、オレンジ色は “暖かい火” を連想させる色です。

「人との繋がり」は暖かいですよね。この暖かさがオレンジ色のニュアンス。

ゆらゆら揺れるロウソクの火のように「寂しい気持ち」を感じているのかもしれません。

また、暖かさを含む「楽しい」ニュアンスもあります。火を囲んだキャンプファイヤーのようなイメージですね。

(それに対して黄色の楽しいはテンションの高いはしゃぐニュアンスです)

【黄】カラーセラピー的な色の意味

“光輝く太陽” を連想させるのは黄色です。

光の広がりは「自由」を感じるように、制限を感じさせないのが黄色のニュアンスです。

輝く太陽はまるで無邪気にはしゃぐ子供のように「軽さ」も感じさせます。

自由で軽やかというニュアンスもあるし、子供っぽく責任感が軽いというニュアンスでもある黄色。

太陽そのものの意味ですが「明るい」というニュアンスもあります。

太陽が上り、眠りから目がさめると「頭が働く」ように左脳が働くような頭脳明晰な感じもあります。

(一方、青は哲学的に頭を働かせる感じ、右脳は紫のイメージです)

【緑】カラーセラピー的な色の意味

緑は “草・葉” “自然” を連想させる色です。

自然界は「調和」しているようにバランスを感じさせるのが緑のニュアンス。

バランスが取れていると「安心感」があるし、心も「癒されて」落ち着きますよね。

群生している葉のように「群れる」ニュアンスもあるので、目立つことを恐れていたり、普通でいよう(周りに合わせよう)としているのかもしれません。

草・葉が育つような上に伸びる=「成長」するというイメージもあります。

【青】カラーセラピー的な色の意味

“空” “海” を連想させるのは青色です。

空のように心が「広い」とか、シーンと「静かな」空、というように広さや静けさ、そして爽やかさも感じさせてくれる色ですね。

水を連想させるイメージもあり、「冷たさ」も感じます。

また、広大な海は自分を「受け入れて」くれるように感じませんか?

「優しい」と表現することもできますが、気にかける直接的な暖かさよりは、見守る母性のニュアンス、許し、包み込む、受け入れるというニュアンスの色です。

【紫】カラーセラピー的な色の意味

紫は “夜空” “宇宙” を連想させる色です。

宇宙に「手が届かない」ように、紫は遠くを感じさせます。

夜に寝たときに見る「夢」、叶えたい「夢」。

どちらも共通しているのは「イメージ(想像)」、これが紫のニュアンスです。

また、宇宙人と表現されるのは「変わった」人。

個性的なイメージや、ミステリアスな雰囲気、直感的なニュアンスも紫にはあります。

カラーセラピーの色の意味は2つの意味がある

ここまで色の意味を一つずつ見てきましたがいかがでしたか?

カラーセラピーでクライアントさんに色を選んでもらった場合、その色に自分の心を投影して選ぶことになります(投影法といいます)

その時に気をつけなければいけないのは、その色を選んでいるのは

  1. その色の意味を必要としているから選んだ
  2. その色の意味を“今”感じているから選んだ

という2パターンがあるということです。

例えば「赤」には熱いニュアンスがありますが、熱い気持ちを必要としている(=今は冷めている)から選んだというのが「1」のパターン。

今この瞬間に熱さを感じているから選んだというのが「2」のパターンです。

ニュアンスで覚えておく方がいいというのは、熱い=情熱というだけでないからなんですね。

熱い=怒り沸騰状態、かもしれないわけです。

頭と口では「もう私は許してるから」と言っていても、心では「怒り沸騰!」

となっていたとしたら…。

この矛盾がエネルギーを奪い、その人らしさを奪っていくことになります。

できれば「癒された」というところまで心をガイドしていきたいですよね。

そんなことを踏まえて、今日ご紹介したそれぞれの色を、ぜひニュアンスとして感じながらセッションに活用してみてください。

この記事を書いた人

原子 やすふみ

原子やすふみ

心のメカニズム解析で「自然体で生きられる人生」へとナビゲートする。

小学校3年生で両親と離れ全寮制のスパルタスクールに放り込まれる。肉体労働、体罰、独房監禁の日々。中学3年で脱走。警察に保護されそのまま養護施設へ。
中学卒業後、そば屋で住み込みで働きながらの引き蘢り生活。夢も希望も友達すら皆無だった人生に、プロドラマーという人生初の夢を抱き再出発を果たす。その矢先、交通事故に巻き込まれ両足首全骨粉砕骨折。生涯歩行困難と診断されるも、4ケ月の入院と1年間のリハビリ生活で奇跡の復帰を遂げる。保険金で3,300万円を手にするも、今度はニート生活。浪費し続けた結果の極貧生活へ逆戻り。

想像を絶する不運の宿命を背負わされた男の人生が一変したのは、心理学との出逢いだった。心のメカニズムをつぶさに研究し尽くし2010年にメンタルセラピストとして起業。2013年、セッション型ビジネスのコンサルタント業を開始。月末の支払いに困窮していたシングルマザーが月商100万円超え、月の売上が3万円だったセラピストが月商80万円を達成するなど、分かりやすいコンサルティングで関わる一人ひとりに夢と希望を与えている。