セルフイメージを変える!効果が上がるアファメーションの3ステップ

こんにちは、原子です。

今回の記事ではセルフイメージを変えるためのアファメーションの方法をシェアしていきます。

理想のセルフイメージを変えると理想の未来へと引き寄せられていきます。

(↑フワッとした話ではなく左脳的に解説していきます)

セルフイメージを変えずに行動だけを変えようとしても続かないことが多いです。

「決めたことが続かない」「三日坊主」などの悩みはセルフイメージを書き換えることで解決していきます。

セミナーに行った時など「よし!今度こそやろう!」と思う。

だけど、数日したら忘れてしまっている・・・。

そんなことありませんか?

では、その理由は何なのか?どうしたら改善できるのか?

そしてセルフイメージを変えるための効果的なアファメーションはどのようにしたらいいのか?

分かりやすく効果的な3ステップにしてあるので是非トライしてみてくださいね!

 

※この記事は音声でも解説してみました。ラジオ的に学びたい方はこちらからどうぞ!

【音声】セルフイメージを変えるアファメーション

セルフイメージとは?

セルフイメージとは自分に対して抱いているイメージのことです。

そのイメージの中には、価値観、信念、リソース、スキル、そして行動や環境などが含まれています。

「私は社長である」というセルフイメージがある方がいたら、社長としての振る舞いをしようとします。

言葉や選択などが、その人にとっての社長としての言動になるということです。

その人が「社長は情熱を大切にするものだ」という信念があり、いつも熱く、たとえ疲れていても情熱を注いでいるような人だったとします。

しかし、あるきっかけにより社長じゃなくなってしまったとしたらどうなるでしょうか?

例えば今までの熱い気持ちを感じようと思っても出てこなくなってしまうなんてことがあります。

「私=社長」というセルフイメージから「私≠社長」と変わってしまったことで、今までの無意識下にあったネットワークが繋がらなくなってしまうからです。

一方、この方が「私=熱い人」というセルフイメージだったならば、社長であろうがなかろうが熱い気持ちでい続けることができます。

セルフイメージが変わると人生が変わる

いま出した例のように「私=(肩書き)」というイメージもあれば、「私=(性格)」というイメージもあります。

「私は経験豊富である」という「私=(リソース)」などもあるし、一人の中にはたくさんのイメージがあるんですね。

自己啓発やコーチングなどでも、セルフイメージを変えることが重要だと言われます。

その理由は、理想とする自分のセルフイメージを描き、先にそのセルフイメージをインストールしてしまえば、無意識的に価値観や思考や行動などが変わっていくからです。

自然と必然的に変わっていきます。

行動ではなくセルフイメージを書き換える

セルフイメージが変わると今まで悩んでいたことが悩みじゃなくなります。

また、頑張っていたことに対して頑張りを必要としなくなることもあります。

例えば、今までいつも朝はダラダラと過ごしていた人がいたとしましょう。

「はぁ起きなきゃ…」と思いながら目覚ましを止めて二度寝。

結局スヌーズを何回も使って動かなきゃいけない時間になってノソノソと動き始める。(以前の僕はこんなでした笑)

しかし、何かのきっかけで「よーし心機一転!早起きするぞ!」と決めたとします。

そして新しい目覚まし時計を買い、目覚まし時計を遠くにセットして起き上がらないと止められないようにする。

そんな頑張り、どうでしょうか?

1日、2日はできるかもしれません。

・・・でも。これで1ヶ月、2ヶ月って続くでしょうか?

決めたことが継続できない理由は今までのセルフイメージ

セルフイメージと結果や行動についての影響関係をシンプルに図にしてみました。

つまり、「私は早起きが苦手な人である」という“セルフイメージ”から全ては始まっています。

セルフイメージを元に「はぁ、早起きツライな」とか「これずっと続けるのか…ムリかも」という“思考”が生まれてくるわけです。

意識的に考えているのではなく、無意識的にこの思考が生まれてきています

そして「昨日は仕事で遅かったし」などの言い訳をして二度寝をしてしまう。

そんな“行動”をしたから、早起きが続かない“結果”になってしまうということですね。

セルフイメージが現実に変化を与える流れ

セルフイメージが新しいものになる
 ↓
思考が新しいものになる
 ↓
行動や選択も新しいものになる
 ↓
新しい結果が現実に現れる

だからこそアファーメーションをすることで、先にセルフイメージを変えようとする方法があるわけですね。

アファメーションとは?

僕はアファメーションを「ポジティブな自己暗示」と定義付けています。

そして暗示とは「潜在意識に働きかけて信じさせること」と定義しています。

催眠術師が「手が開かない!」と言った時に、頭で開けようと考えても潜在意識が「開かない」という暗示を信じていると開けることができません。

このように頭で思っていることよりも、潜在意識が信じていることが優先されるということが重要になります。

大体の場合アファメーションは「私は〜〜〜」から始まるものが多く、潜在意識にあるセルフイメージへ暗示として働きかけていくことになります。

効果がないアファメーションの理由とは

アファメーションは自分に対する暗示ということを踏まえると、言葉を使って自分に言い聞かせた時に潜在意識に信じてもらわないといけません。

潜在意識が信じていない=暗示の意味がない=アファメーションの意味がない、ということになります。

何十回、何百回も自分に言い聞かせても効果が現れないのは、潜在意識が信じていないからです。

「私は豊かだ、私はお金持ちだ」と何回言い聞かせようとも、潜在意識が「そう言い続けてお金持ちになったらいいな」と思っている以上、効果は出ません。

むしろ「私はお金持ちになったらいいなと思っている人」というセルフイメージが強化されるだけです。

では効果があるアファメーションはどのようにしたらいいのか?

どうしたらセルフイメージを変えていくことができるのか?

ここまでを理解した上で次に進んでみてくださいね。

アファメーションで潜在意識のセルフイメージを上書きする方法

セルフイメージを新しくするのは様々な方法があります。

その中でもアファメーションはやはり強力。

しかし、その強力な効果は潜在意識にしっかりと信じてもらえれば、という条件がつきます。

そこで効果が上がるアファメーションにするには、以下のステップが有効になります。

  1. アファメーション
  2. 行動
  3. アファメーション

という3ステップです!


分かりやすく言い回しを変えると…

  1. 宣言的アファメーション
  2. 行動
  3. 確認的アファメーション

このような3ステップになります。

具体例で見てみましょう。

例:早起きをするためのアファメーション

自分は早起きができる人間なんだというセルフイメージにしたいとしましょう。

その場合「私は早起きができる、できる・・・」と唱えるのではなく、例えば以下のような感じでやってみると、ただ唱えるよりもかなり効果を実感していただけるはずです。


1.私は早起きの人だから明日5時に起きよう!

宣言と同時に「私は〜〜」の形でセルフイメージのアファメーション。


2.朝5時に目覚ましをかけて起きる

実際に行動をします。


3.(起き上がりながら)私は早起きの人だから起きる!

行動を伴いながらアファメーション。

もし「私はできる!できる!」みたいに言い聞かせていた場合は「でも、できるかな?」と潜在意識が疑う余地があります。

しかし、この3ステップであれば「できる!」というか、実際にやっている(できている)って話ですよね?

潜在意識が疑う余地がありません。

ですが定着するまでは、とくに最初のうちは集中的にやってみてください。

いつもは夜更かしをしていても「私は早起きの人だから今日はそろそろ寝よう」とアファメーションして、実際に寝る行動に移すとか。

こうして行動を伴ってアファメーションをしていくことで、潜在意識へとセルフイメージが定着していくのです。

効果のあるアファメーションは臨場感!

アファメーションは潜在意識が信じることを大切にしたいとここまで話をしてきました。

そして、そのために行動を一緒にやるのがコツということでした。

行動をしながらだと臨場感があります。

つまりアファメーションの文言に対しての実感が湧いてくるわけですね。

この臨場感があるかどうかが重要な鍵となります。

よくあるアファーメーションの例で「私は日々全てに感謝している」みたいなものがあります。

本当に感謝している(感謝を実感している)人は、こんなこと唱える必要がないですよね。

だからこそ先ほどの3ステップになるわけです。

1.宣言的アファメーション

「私は日々全てに感謝する人です」

これを唱えたら、すぐに行動に移しましょう


2.行動

ご飯を食べながら感謝する

「今日もご飯を食べれてありがたいなぁ」


3.確認的アファメーション

感謝をしたことをフィードバックする感じで

「私は感謝の人だからご飯にも感謝してる」


実際に感謝をする行動を挟むことで臨場感を感じることが大切です。

お金持ちになるアファメーションはどうする?

ここまでの話だと「私はお金持ちだ」とか「私はお金持ちになる」というアファメーションは上手くいきにくいことが分かります。

潜在意識が信じ切るまで言い続けられるなら別ですが、ほとんどの人は無理だと思います。

それであれば、まずはお金持ちになるための要素を考えてみましょう。

仮説でOKなので、自分とお金持ちを比較した時に何が違うかを言葉にしてみるということですね。

その時に「お金持ちになるための行動力が足りない」と出てくるのであればそれがアファメーションの対象となります。

 

「私は行動力のある人だ」と宣言アファメーションをして実際にすぐに何らかの行動をとって、「私は行動力があるからすぐに行動している」と確認アファメーションするわけですね。

そうすると図式が変わります。

今までは「お金持ち=行動力がある≠私」というセルフイメージだったわけですが「私=行動力がある」と変わります。

つまり、「私=行動力がある=お金持ち(になっていく)」と潜在意識的に信じられるセルフイメージに変わっていくということです。

【まとめ】セルフイメージを高めるアファメーション

理想の自分を手に入れるには行動を変えてもセルフイメージが変わっていないと元の現実へと引き戻されてしまいます

逆にセルフイメージが変わると自然と行動が変わります。行動だけじゃなくて思考や価値観なども変わります。付き合う人、できることも全てが変わります。

そこでアファメーションを使いたいけど潜在意識が信じない言葉を何回唱えたところで意味がない。

だから臨場感のある「行動」を伴って

  1. 宣言的アファメーション
  2. 行動
  3. 確認的アファメーション

こんなステップでアファメーションをしてみましょう!

というのが今日のお話でした。

人それぞれフィットする表現があると思うので、ぜひいろいろと工夫してみてください。

今日の記事が、あなたの人生をより理想へと近づけるものになれば幸いです。

この記事を書いた人

原子 やすふみ

原子やすふみ

心のメカニズム解析で「自然体で生きられる人生」へとナビゲートする。

小学校3年生で両親と離れ全寮制のスパルタスクールに放り込まれる。肉体労働、体罰、独房監禁の日々。中学3年で脱走。警察に保護されそのまま養護施設へ。
中学卒業後、そば屋で住み込みで働きながらの引き蘢り生活。夢も希望も友達すら皆無だった人生に、プロドラマーという人生初の夢を抱き再出発を果たす。その矢先、交通事故に巻き込まれ両足首全骨粉砕骨折。生涯歩行困難と診断されるも、4ケ月の入院と1年間のリハビリ生活で奇跡の復帰を遂げる。保険金で3,300万円を手にするも、今度はニート生活。浪費し続けた結果の極貧生活へ逆戻り。

想像を絶する不運の宿命を背負わされた男の人生が一変したのは、心理学との出逢いだった。心のメカニズムをつぶさに研究し尽くし2010年にメンタルセラピストとして起業。2013年、セッション型ビジネスのコンサルタント業を開始。月末の支払いに困窮していたシングルマザーが月商100万円超え、月の売上が3万円だったセラピストが月商80万円を達成するなど、分かりやすいコンサルティングで関わる一人ひとりに夢と希望を与えている。