こんにちは、原子です。
あなたは「ビジネスはやり方よりも在り方が大事だ」という話を聞いたことがありますか?
確かに、Aさんのやり方をBさんが全く同じようにしても同じ結果が出ないなんてことは多々あります。
でも「在り方って言われても…」と思いません?
今日の記事では、そんな捉えどころが少し難しい「在り方」について切り込んでいきたいと思います。
口コミやリピートが自然と増える考え方も出てきます。
また、あなたにとって理想のお客さんを集めることができる考え方でもありますので、ぜひ取り入れてみていただけたら幸いです。
自然体で成功するための3つの心
コーチ、カウンセラー、セラピスト、占い師など…
セッションをビジネスにしていく方たちが、自然体で成功していくために必要な「在り方」には『3つの心』があると僕は考えています。
在り方って、存在の「在」ですよね。
自分の中に、どんな心が存在しているか?
そう捉えると分かりやすいんじゃないでしょうか。
それでは、自然体なのにビジネスが上手くいっている人はどんな心が在るんでしょうか?
- 自分らしさ
- 思いやり
- 志
言い回しを変えると「自分」「相手」「世界(社会)」この3つ。
この3つに心が在ることがセッション型ビジネスで上手くいく在り方だと思っています。
逆を言うと、この3つのどれか1つでも心がない人は、やり方や努力では上手くいかない。たとえ稼げても心が満たされない道だと思うんです。(稼げても一時期になりがち)
それでは、かんたんに解説しながら1つずつ見ていきたいと思います。
1:自分らしさ
自分に心がないってどういう状態だと思いますか?
やりたくない仕事も「お金を稼がないといけないから」と自分に言い聞かせて、嫌な気持ちを押し殺して仕事を取ってくる。
これは『自分の心』が無視されていますよね。
たとえ立派と呼ばれるようなことだったとしても、自己犠牲で仕事を続けるのは苦しい。Win-Winじゃないのは続かないと思います。
自分らしい心のキーワードは『充実感』です。
好きなことだけやっていればいいという訳ではなく、苦手にチャレンジしてもそこに充実の心があればビジネス全体が循環していきます。
ここについてはまた違う記事で詳しくお話します。
2:思いやり
思いやりは『相手を思う心』が在るか、です。
自分のことだけを考えて、相手の気持ちを考えずに売り込みをする人がいます。
これは『相手の心をないがしろにする心』が在りますよね。
たとえ売り込んで売れたとしても悪評が立って自分に返ってきちゃいます。
また、良かれと思ってやっていたことでも、相手にとっては迷惑なお節介もあります。
これも「相手にとってはどうなのか?」という心が存在していません。
僕自身も昔はこの思いやる心をほとんど持ち合わせていませんでした。
「コーチング受けた方が絶対にいい」と思い込んでいたので、相手が受けたいかどうかを思いやらず「どうですか?一回やってみませんか?」と鼻息を荒くしていました笑
この思いやりについてもコミュニケーションなどの記事で詳しくお話したいと思います。
3.志
志の心が在るというのは、ビジネスが目指す理想世界へと心を指している状態です。
得意なことを仕事にしていて、なんとなく惰性的に食べていけている。
これは「志」がない状態です。
ちなみに「志」の語源は「心を指す」から来ているそうです。
つまり、志がない=心を指す方向性がないということですね。
志が在る状態はエネルギーも湧いてくるし、アイデアも湧いてきます。
自分の充実度が上がるだけじゃなく、お客さんを巻き込む影響力にもなっていくんです。
ただ…、志というと言葉のイメージで「壮大じゃないといけない」と思う人もいるようです。
ビジネスの志は壮大かどうかはあまり関係がなく『心を指す方向を決める』くらいで、まずはいいと思っています。
少し例を出して解説してみますね。
ビジネスは向かい合う関係から同じ方向を目指す関係へ
ひと昔前の時代は、提供側とお客さん側が向かい合っている関係でした。
それが、今の時代は同じ方向を向く関係へと変わってきました。
高校野球で例を出してみますね。
「みんなで甲子園に行こう!」と言っている時、みんなで甲子園出場という理想へ心を指しています。
みんなで同じ方向を向いているこのニュアンスが志です。
向かい合う関係というのは、例えばバッティングが得意がAさんがいたとしましょう。
そして監督から「ウチのチームはバッティングが弱いから入ってほしい。ギャラもこっそり払うから」とスカウトされました。
Aさんはバッティング力を
提供してギャラを受け取る
↓↑
チームは戦力を受け取る
その代わりにギャラを払う
これが向かい合っている関係です。
こういう関係だったとしても喜ばれはします。
でも関係性が不安定なんです。
何故なら、もっとバッティングが上手い選手が来たら、その人にとって代わられてしまうからですね。
ビジネスにしてみるともっと分かりやすくなります。
「良いから買う」「安いから買う」などの理由で買ってもらっているなら、より良い他のところ、より安い他のところが出てきたら他のところにいっちゃうということ。
「安いですよ!いかがですか?」
↓↑
「お!安いから買おう」
これが向き合っているということですね。
甲子園とAさんの話に戻しましょう。
例えばAさんをギャラで釣るとかじゃなく、純粋な人のつながりだったらどうでしょうか?
「おまえだから一緒に甲子園に行きたいんだ!だってチームメイトだろ!」
なんて、熱いですね。
もし、そんな関係ができていたら、他の人が上手いからという理由だけでは取って代えられないですよね。
ただの戦力としての選手から、一緒に目指す(志す)仲間になりました。
甲子園が壮大と感じるなら、まずは「県大会ベスト8を目指そう」でもいいじゃないですか。
その想いに熱さえあれば、大きいとか小さいという外からの評価を受けるものじゃないです。
そして、心を指す方向に共感した人が集まっていれば仲間となり、コミュニティとなります。
志から始まる数え切れないメリット
ビジネスでも同じで、小さくてもいいから熱のある想いに心を指す(=志す)。
すると、そこに共感したお客さんが集まってきます。そういう時代になってきています。
「良いから」「安いから」で選ばれるのではなく、「あなただから」で選ばれる時代なんです。
実はメリットはそれだけじゃありません。
共感をしてくれているということは、同じ方向を向いてくれているわけです。
理想に向かって心を指して一緒に進んでいく関係。同じ志と書いて『同志』、つまり仲間のような関係なんです。
あなたはお客さんからしたら、同じ理想を目指す少し先輩ですね。
すると、ずっと理想は目指し続けるものなので、「1回買って終わり」という関係じゃないんです。
理想に向かうプロセスにおいて何度か購入・申し込みをしてくれることが多いんですね。最高のリピーターです。
更に、口コミ・紹介もしてくれるようになります。
「あそこ良かったよ」というニュアンスよりは、「一緒に目指そうよ」という主体性のあるニュアンスで口コミ・紹介をしてくれる感じです。
実際の言葉としては「良かったよ」と誘うかもしれませんが、仲間が新しい仲間を引き連れてくるような感じで口コミ・紹介が起きるんです。
これって凄い強力なのは想像がつきますか?
挙げるとどんどん出てくる志から始まるメリット。
色んな角度から語ることができるので、また他の記事でも詳しくお伝えしていきます。
ぜひ、あなたも志を明確にして、その想いに共感する人を集めていってみてください。
そして
1.自分らしさ
2.思いやり
3.志
この3つに心を入れてビジネスをしていく。
そしたらビジネスをすればするほど、自分も相手も社会も幸せになっていく。
そんな風にお仕事できたら最高に充実しそうじゃないですか?
自然体でビジネスをしていたら、自然と豊かさが拡がっていく。
そんな成功を一緒に目指して(志して)いきましょう!!
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